ごまブロ~中2娘@起立性調節障害~

起立性調節障害になってしまった中2娘とのライフログ

褒めて優しくすると、踊ってもくれる

(2020年9月18日の日記)

現在小学6年生の娘の過去日記になります。

金曜日でちょっとお疲れモード。

娘ちゃんは、昨日寝る時すでに「明日学校行くの10時半でいい?」と弱気だった。
先週からずっと通常の時間には起きられない。
遅刻しても学校へ行けたら良しと思えるようになったので、いいよと答えた。

わたしは8時過ぎには家を出て会社に行ってしまう。
その後の様子はわからない。
同居の両親が学校まで車で送ってくれたり、登校したら無事に行ったことをメールで教えてくれる。

娘ちゃんが病気になる前は、わたしは8時前に家を出ていた。
だけど、遅刻して学校に行くようになってからは、それだと小学校に電話連絡が出来ないことに気付く。
8時を過ぎないと学校の留守電が解除されていないことが多いのだ。
そこで会社に時差通勤を申し出て、15分遅い出社にしてもらった。
たった15分だけど、家を出る時間に余裕が出て、電話をすることも出来る。
会社には子どものことはあえて言わず(仲の良い女性には話してある)、コロナで時差出勤を推奨していたのでそれに便乗した形になっている。
このご時世、この点だけは大助かり。

いつも娘ちゃんが学校へ行った後に母親からメールが来るのだけど、今日は来ない。
その代わりに娘ちゃんのキッズケータイから連絡が来た。
「起きたけど、だるさと動悸がすごい」と。
10時半には行かれそうにないから、午後からでいい?とのこと。 

実は、学校には毎日遅刻の電話はもうしていない。
週の始まりの月曜日に一度電話をして「今週も体調が良くなったタイミングで登校します」と担任の先生に伝えるスタイルにしてもらった。
毎日電話で遅刻のことを連絡していた時は、わたしのストレスも半端なく「ママ学校に電話したくないよ」と娘ちゃんに言ってしまっていたほど。
”電話をしたくないからちゃんと起きて登校して!”の意味もあり、無理やり学校に行かせていた感じも大いにあったりして。
それはいけないことだと思っていたけど、出勤前の朝の大仕事(起こすこと、遅刻の電話)はこちらも参ってしまいそうだった。
「病気に慣れていない&病気を受け入れられない」これが大きかったと思う。

でも今は悲しいことに、通常の時間には起きられなくなった。
それに加え毎日学校に電話をしていたら、やっぱり強い口調で起こしてしまっていたかもと思う。
母親のストレスは子どもにすぐばれる。

他の起立性調整障害をお持ちの親御さんは、学校にどのように言っているのか全くわからない。
やっぱり行けるタイミングで登校すると都度伝えているのだろうか?
ちゃんと毎日連絡をされているのだろうか?
こういう細かいことは、ネットで情報収集してもヒットしなさそうだと思ってしまう。
同じ境遇の親御さんと、細かいところだけど気になることを共有できたら心強いだろうなー。

話がだいぶ逸れました。
娘ちゃんは午後行く予定だったのに、お昼過ぎに電話がかかってきて「まだだるいのが治らないの」とのこと。

わたしとしては、明日から4連休だし休んでしまうと自分も罪悪感を感じてしまうと思うから、
”頑張って行ってみて!”と送り出す言葉を投げかけた。
具合悪くなったら保健室に行っていいから!とも。
昼休みに着くように行くと、他の友達がまた運動会の実行委員でいなくてぼっちになるかも知れないと思い、
昼休みが終わるギリギリに行けば?と提案したら、それを受け入れて登校する気持ちになったようだ。

とりあえず大遅刻だけど行かれて良かった。

帰宅すると元気だった。
褒めて優しい言葉をかけると、TikTokで流行っているダンスを披露してくれた。
運動不足解消の意味も込めて何曲もリクエストするわたし。
喜んで踊ってくれる娘。
踊れるくらいの気分と、踊れるくらいの体調っていうのが確認できて満足。
本当は日中もこれくらい元気でいることが理想だよね。
病気になる前はそれが普通だったもんね。

夜は元気でいられるなら、せめて楽しいことをして過ごしてほしいな。